愛されたいと思う理由
花は愛されたいから花を咲かせるのでしょうか。
木は愛されたいから実をつけるのでしょうか。
この世界でなぜ人間だけが愛されたいと願い苦しむのだろう。
それは愛されないと価値が無いという固定観念があるから。
草花は存在していることに価値があるということを知っている。それはあまりにも自然なことで思い出す必要もないほどに。
生きているだけで価値があるということ。
息をしてるだけで価値があるということ。
だってそうでしょう?
あなたが吐いた二酸化炭素が草花の生きるエネルギーへと変わるのだから。
そうやって考えてみると、一つの生命が他の生命の生きるエネルギーとなっていることは周知の事実だろう。
何一つとして無駄なことはない。
こんな愛で出来た世界、他にはない。
それでもあなたは愛が欲しいと願いますか?